伊江島に行ってみよう!





沖縄の離島と言えば、宮古島や石垣島とその周辺をイメージする人が多いと思います。
 ですが、実は沖縄本島にも離島は多くあります。

 有名なところでは古宇利島。
 今は橋がかかっているので離島という感じはしませんが一応離島です。

 他には聖なる島の「久高島」。
 南部の観光地「斎場御嶽(せいふぁーうたき))から見える島です。

 キャロットアイランドと呼ばれる「津堅島」、ダイビングで有名な「渡嘉敷島」北部にある「伊平屋島」「伊是名島」ものんびりできていい島です。

  今回は初上陸の「伊江島」に行ってきました。
 伊江島は美ら海水族館から見える島です。
 目立つ山があるのであれ何だろうと気になった人もいるかと思います。

 行き方は美ら海水族館に行く途中にある瀬底島のすぐ近くの本部港からフェリーで30分くらいです。
 沖縄本島からの離島はフェリーで30分前後のところが多いです。
フェリーは時期にもよりますが1日4~5便(年末年始、GW、旧盆は8便)。
 日帰りも可能です。

 今回のスケジュールは9:00初の1便に乗って伊江島を1周して13:00の3便で戻ってくる想定です。
 フェリーは往復で大人1,390円。
 チケットを購入して普通にフェリーに乗り込みます。
瀬底島を横目に奥には水納島(みんなじま)も見えます。
 そのまま気持ちいい海風にあたりながら30分で伊江島に到着。

 まずはレンタルサイクル。
 フェリー乗り場すぐにありました。

 普通のママチャリ、電動アシスト自転車、マウンテンバイク、電動キックボード、電気自動車から選べます。
 ガソリン車は島内ではガソリンが高いので用意していないそうです。
 環境にもいいですね。
 お店の人からは、結構坂道が多いので電動アシスト自転車か電動キックボードがいいとのアドバイス。

 それに対して私は運動不足解消も兼ねてマウンテンバイクを選択。
 観光案内の地図をもらってまずはビーチから行ってみます。

 地図を見ると観光地は主に5か所。
 島全部を回るような配置になっています。
伊江ビーチはフェリー乗り場から3km。
 少し上り坂になっていて、なまった身体にはいい運動です。

 キャンプ場の施設も併設されており入場料は100円。
 実際にキャンプをしている人も多かったです。

 海の透明度はさすが離島。
 やはり沖縄本島とは違います。
 しかもまだ泳げない時期なので誰もいません。
 まだ冷たい海に足だけつけて少し早い夏を味わいました。
 少しゆっくりして今度は伊江島のシンボル「タッチュー(城山)」に向かいます。
 伊江ビーチからタッチューまでは3km。

 ここでマウンテンバイクを選択した事を後悔します。
 やはり山なので登山口に行くまでも上り坂が続きます。
 しかも結構勾配がキツイ。
 ギアを下げても進むことができず押して進むことに。

 アドバイスは素直に受け入れるものですね。
 登山口から進みます。
道は整備されていますが、これがまたものすごい急勾配。
 柵があるからまだ何とかなるものの、これが無ければ踏ん張れないかもしれません。

 息を切らしながら登っていると、降りてくる人が声をかけてくれます。

 「あと半分ですよ。頑張って!」「もうちょいですよ。頑張って!」

 登り始めてまだ5分も経っていない中で、
 「え?もう半分? 気を楽にさせてくれているのかな?」と感じながら進みます。

 結局10分ぐらいで頂上に着きました。
 急勾配は厳しいですが、標高は172mしかないのでそんなにハードルは高くなかったです。

 タッチューの頂上から見る眺めは最高でした。
 360度遮るものが無い、まさに頂上からの景色は達成感抜群でした。(10分登山ですが)
 次は島の北側にある「ワジー(湧出)」に行ってみます。
 距離はタッチューから5km、自転車は下り坂でラクチンです。
 と思ったら目的地直前の上り坂で体力を奪われます。

 ワジーには展望台もあり、眼下にきれいな海を見ることができます。
 やはりここも離島だけあって透明度抜群。
 こんな海を見ると久々に宮古島で泳ぎたくなってしまいます。
次は南西の位置にある「ニャティヤ洞」。
 距離は4.5km。

 地図を見ると途中に空港があるようなのでそのルートで行ってみます。
 ひたすら自転車を漕いで進むと伊江島空港が見えてきました。
 通常は使用していないようで閉まってしました。

 そして目的地の「ニャティヤ洞」に到着。
 ここは子宝のスポットらしく、洞窟の中にある石を持って重いと感じたら男の子、軽いと感じたら女の子が生まれるそうです。
 さあ、そろそろフェリーターミナルに戻らなければなりません。
 距離は3.2kmで自転車はまた上り坂。
 ゆるい上り坂が続くのも結構しんどいもの。

 途中ヤギがいて遊んでいると時間がヤバいことに気が付きます。
 乗り遅れると3時間待つことになります。
 必死に自転車を漕いで何とか出発10分前に到着。

 売店で伊江ソーダと伊江島産の小麦で作ったクッキーを買いフェリーに乗り込みます。
 伊江ソーダは普通でしたが、このクッキーは美味しかったです。
半日の伊江島散策でしたが、かなり体力を使い夜はすぐに寝てしまいました。

 次は伊江ビーチで泳ぎたいな。
 真夏にタッチュー登るのは厳しいな。

 そんな事を考えながらまた行ってみたいと思いました。
 3回目の沖縄本島旅行ぐらいでぜひ離島にも行ってみてください。

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