変わる沖縄民謡居酒屋

私の好きな沖縄民謡居酒屋は、三線の音色、太鼓のリズム、そして歌い手さんのボーカルでもりあがりつつも心地いいのが特徴です。。
ギターがあれば尚いいです。

メジャーな曲だとお客さんも一緒に歌ったり、場合によってはステージに上がらせてもらえるところもあります。

それがこのコロナで一変しました。

私が一番通っていた「沖縄パラダイス」に久々に行ってみました。

コロナ前は平日でもほぼ満席。
金土は予約無しでは入れない人気店でした。

毎晩21時頃から始まるライブは大盛り上がりで、周囲の席の人とも仲良くなったり、本当に楽しい店です。

このお店は新宿の歌舞伎町の奥の方にあります。
周囲にはホストクラブも多数あります。
それどころか同じビル内にキャバクラもあるような立地です。

やはり小池都知事の「夜の街」発言の影響は大きく、現在は全くお客さんが来てくれない状況のようでした。

店内は席と席の間にビニールシートを張り、除菌グッズも設置しています。
入店時には検温と除菌を必須にしています。

対策をしていてもお客さんが来ない。
そしてお客さんが来ても前のように隣の席の人と一緒に盛り上がる事は出来ない。

このビニールシートは演者との距離感、隣席との距離感を遠ざけ、ライブでの一体感が少なくなってしまいます。

「あっり、かんぱ~い!」と盛り上がるのは難しいですが、今は「童神」「三線の花」などしっとりした曲を楽しむのもいいかもしれません。

いつかこのビニールシートが外れて、盛り上がれる日が来るのでしょうか?

沖縄の「いちゃりばちょーでー」(出会えば皆兄弟)の文化が途絶えてしまうような気がします・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です