楽天モバイルの都心での速度

2020年の年末にドコモがahamoという驚くべき低価格のサービスを発表しました。
2,980円で20GBで5分以内の通話が何回でも無料。
さらに時間無制限の話し放題が+1,000円。

削られたサービスもありますが、今までは何だったの?というような内容でした。

2021年に入りauとソフトバンクもほぼ同じ内容のプランを出してきました。
この後はMVNO(格安SIM)がどう出るのかと楽しみにしていました。
するとmineoやIIJなどから徐々に魅力的なプランが出てきました。

すると楽天が最強のプランを出してきました。

①1回線目は1年間無料(先着300万名までで、現時点で220万名以上の申し込み)
②それ以降は~1GBまでは無料、1~3GBは980円、3~20GBは1,980円、それ以上は無制限で2,980円
③通話料は専用アプリ利用で無料
④実質無料でスマホがもらえる

ahamoなどが出てきて、楽天は対抗できないだろうなと思っていたところにこの発表です。
どうやって採算が取れるのか不思議ですが、楽天の意地を感じました。

私は昨年楽天モバイルを購入し、無料の1年間はサブとして使おうと思っていました。
その当時、無料でもらえる機種は楽天miniで、その小ささからバッテリーは半日しか持たず、ほとんど使っていない状態でした。

楽天モバイルに切り替えるにあたっての懸念点は通信エリアです。

楽天モバイルは独自の通信網を構築中ですが、自社通信網が届かないエリアは「パートナーエリア」としてauの回線を利用します。

せっかくなので改めて試してみました。

【通勤時の大手町駅】
ワイモバイル:170Mbps
楽天モバイル:8Mbps

【お昼時の六本木】
ワイモバイル:42Mbps
楽天モバイル:210Kbps

【夕方の国会議事堂前駅】
ワイモバイル:130Mbps
楽天モバイル:8.8Mbps

ワイモバイルvs楽天モバイル

ワイモバイルvs楽天モバイル

ワイモバイルの回線品質の良さが目立つ結果となりました。
楽天モバイルでは建物の奥に行くとほぼ繋がらないようなところも多いです。
そして電車の中ではかなり遅くなるところもあります。

逆にワイモバイル(ソフトバンク)では繋がらない町屋~北千住間が楽天モバイルでは繋がるということもありました。

楽天モバイルの全体的な感想では、パートナー回線の方が安定しており、特に都心では切り替わってくれと思う事が多くありました。

楽天モバイルでは今後3月末、夏という速いスピードで人口カバー率96%を目指しているそうです。
さらに衛星を使った通信サービスを2022年4Q(2023年3月末?)の開始を目指しています。
衛星を使えば人口カバー率ではなく、屋外では土地カバー率で100%になる事になります。

ただし「目指します」なのではたしてどうなるのか?

個人的な結論としては、今のところ楽天モバイルはメイン端末には厳しいです。
通話端末として予備に持っておくにはいいかもしれません。

実は子供がいる家庭にはワイモバイルが安いです。

シンプルM(15GB):2,980円
おうち光割:-1,080円
学割:-1,000円(翌月~13ヵ月)
——————————
月額:900円(翌月~13ヵ月)

10分話し放題:+700円
全話し放題:+1,700円

(もしソフトバンクの方が他へのMNPの申請をすると、もしかしたら引き止めの為の特別案内があるかもしれません)

回線品質を考えると大手3社以外だと、サブブランドのワイモバイルかUQモバイルがいいと思います。

でも楽天handは小柄でいい機種ですよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です