北九州市の数字を別の観点で見てみると危険ではない?

北九州市でコロナの第二波が来ているとニュースで伝えています。
確かに連日コロナ陽性者の人数が10人前後報告されています。

何故北九州市だけこんなに数字が上がったのだろうと色々調べてみました。

ニュースで取り上げられているのは陽性者数。
これの元になるのは検査があってのものです。

最寄りの福岡市、首都東京、話題になっている大阪府、北海道などを比べてみました。

新型コロナ陽性率

東京は圧倒的に検査数に対する陽性率が高いです。
東京を除く平均は5.7%。

そう見ると北九州市は陽性率は大都市圏では高くはありません。
都道府県レベルは過疎地もあるので、実態としては県庁所在地では数字が高くなり、過疎地では低くなると予想します。

次に検査率です。

新型コロナ推定値

東京の検査率は圧倒的に少ないです。
東京だけ体調が悪くなる人が少ないのか、病院に行けない理由があるのかもしれません。
この東京を除いた平均の人口に対する検査率は0.31%。

※陽性者の推定数は分母(体調が悪くなって病院で検査を受ける人数)を対象地域の人口の5%としています。

これに対して北九州市は検査率が少し高くなっています。

北九市の感染者数が多くなっているのは、検査数が増えたからだと思われます。
東京も同じように検査数が増えればとてつもない感染者数になるのではないでしょうか?

まあ、意図して検査数を増やさないようにしているとも言えますが・・・

検査数が少ない事を批判している訳でなく、捉え方によって物事を見る目が変わるという事です。

北九州はこの検査数が増え、一時的に陽性者の数が増えますが、それにより住民の意識が変わり、一番早く収束に結び付くのではないでしょうか?

ほかの自治体の見本となってくれるかもしれません。

頑張れ!北九州市!

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