1か月後の首里城見学
11/30の沖縄は昼間は半袖でも大丈夫なくらい暖かな気候でした。
この日は首里城の突然の消失から1か月となります。
たまたま1か月の日に沖縄に行くことが出来たので、首里城にも寄ってみました。
流石に1か月経っているので焦げ臭いにおいなどは無く、周囲はいつもと変わらない感じでした。
ゆいレールから首里城に向かう観光客もいます。
守礼門方面から入るにはぐるっと歩く必要があります。
その際に池の横を通るのですが、ここから首里城の全景が見えます。
テレビで見た焼け焦げた景色でした。
ここから深夜に真っ赤に焼けている首里城を見た人達はどんな思いだったか。
現実かどうかもわからないまま恐怖に震えていたと思います。
守礼門は以前のまま残っています。
目の前では以前と変わらず琉球衣装の貸し出しと記念撮影が出来ます。
守礼門を過ぎると奥の方に崩れた屋根が見えます。
ここから先に進んでも奥には入れず被害の全容は把握することが出来ません。
そして観光客は結構来ています。
ツアーも実施されており、人が少なくなって寂しいという感じはありませんでした。
守礼門の人に聞いてみたところ、やはりそんなに影響は無いそうです。
ただどうしても滞在時間が短くなっているでしょう。
復興に向けての募金をしようと思っていたのですが、歩いたコースには募金箱が見当たりませんでした。
聞いたところ、どこかの建物の中に設置しているとの事でしたが、こういったのは目立つところに置いた方がいいと思うんですが。
まあ、別のところで募金することにします。
周囲の雰囲気もあまり悲観的な感じはありませんでした。
もしかしたら翌日に控えている「NAHAマラソン」で気が紛れているのかもしれません。
でも「なんくるないさ~」の精神で、悪いことはあまり残さない気質なんだと思います。
首里城の全景が一番よくわかるのは、ゆいレールの車内からです。
いいか悪いかは個人の見解で別れますが、行って現地にお金を落とすことは喜ばれることだと思います。
是非行ってみてください。