2019年これからニーズの増える車

今一番人気のある車はSUVと言われています。

トヨタのハリアーやCH-Rを筆頭に、国産ではマツダのCX-8、CX-5、ホンダのヴェゼル、日産のエクストレイル、レクサスRX、外車ではポルシェのマカン、BMWのX3、ボルボのXC40などでしょうか。

とは言え、軽自動車を含めた販売台数別にすると以下のようになります。(2018年上半期)

①N-BOX( ホンダ)   127,548台
②スペーシア( スズキ)  79,718台
③ムーブ( ダイハツ)     74,109台
④ノート(日産)       73,380台
⑤タント( ダイハツ)     71,809台
⑥デイズ( 日産)           71,778台
⑦アクア(トヨタ)        66,144台
⑧プリウス(トヨタ)       64,019台
⑨ワゴンR( スズキ)      61,987台
⑩セレナ(日産)         56,019台
⑪ミラ( ダイハツ)        50,138台
⑫フィット(ホンダ)       47,962台
⑬ヴォクシー(トヨタ)    47,702台
⑭シエンタ(トヨタ)       45,417台
⑮ルーミー(トヨタ)       44,923台
⑯フリード(ホンダ)       43,984台
⑰アルト( スズキ)        43,365台
⑱ヴィッツ(トヨタ)       42,529台

なんとSUV車は1台も上位に入っていません。
法人需要やレンタカー需要もあるので実際の人気を反映した一概には言えませんが、日本では圧倒的に軽自動車が人気です。

ご存知の通り、軽自動車には税金面や自動車保険の金額で優遇されているところが多いのと燃費が良いことから人気になっています。

室内も昔と比べるとかなり広く、そして快適になっています。
それに合わせて値段も上がってきており、こだわってしまうと200万円くらいになってしまいます。

今後もこの軽自動車のニーズは高止まりし、普通車は日産のe-powerを搭載した車が人気を博すのではないかと思われます。

そんな中で私が予想する人気が上がってくる車は「プラグインハイブリッド車」です。

「プラグインハイブリッド車」とはプリウスなどのハイブリッド車と、日産リーフなどの電気自動車(EV)の良いとこどりの車です。

ハイブリッド車に比べ電気容量が大きく、50km前後は電気のみで走ります。
そして充電は家庭用のコンセントから出来ます。

日常の街乗りや近場の通勤であればガソリンを使う事は少なくなります。
そして充電が無くなりそうになるとガソリンで走りながら充電も行うので遠出も出来ます。

既に発売から何年も経っているプラグインハイブリッド車がこれから人気が出てくる理由としては、家庭用の太陽光発電の固定買取(FIT)の期限が2019年に訪れる事です。

初期に太陽光発電を導入した方は、家庭で使用しきれない余剰電力は48円/kwで電力会社に購入してもらっていました。

実は我が家も48円/kw契約で、夏であれば月2万円程度、冬場で8千円程度の売電収入があります。
それが8円/kw前後まで下がるのではないかと言われています。(まだ確定していません)

東京電力の場合、購入は使用量に合わせて3段階になりますが、ざっくり約26円/kwです。
そうなると売るよりも自己消費の方がメリットが高くなります。

そうなると蓄電池を用意してと考えますが、この蓄電池がかなり高く、7kWhぐらいで国から補助金をもらっても150万円くらいします。

このプラグインハイブリッド車を蓄電池として利用するのです。

蓄電池容量はプリウスPHVの場合、8.8kWhと市販の蓄電池と同じくらいの容量があります。

でもプラグインハイブリッド車を蓄電池にするにはV2H(Vehicle to Home)というシステムの導入が必要です。

これが今まで高くてネックだったのですが、2019年1月にニチコンから39.8万円という今までに比べると大幅に安くなったV2Hシステムが販売されることになりました。
https://www.tainavi.com/library/4204/

これにより太陽光発電と蓄電池によるゼロエネルギーホーム(ZEH)が完成します。

さらにはガソリンの消費量も大幅に減り、万が一の時にはプラグインハイブリッド車が発電機となって、太陽光パネルと共に家庭に電力を供給するのです。

ただ今の段階でのプラグインハイブリッド車の車種が少なすぎます。

これからミニバン系で導入されると一番いいのですが、今時点での一番のお勧めは、「三菱アウトランダー」です。

電気容量が13.8kWhとプリウスPHVに比べかなり大きいのと、室内空間が広い、4WDで雪道も安心というのがメリットです。

2018年上半期の販売台数が2,595台と月平均432台ですが、マイナーモデルチェンジをした8月からは販売台数が伸び、9月は1,247台となっています。

https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_phev/usp/electricity.html

 

実はヨーロッパでは10万台も売れているそうで、このままライバル車が出ないとSUV人気も相まって2019年以降に日本でも人気が爆発するのではないでしょうか?

三菱と関係がある日産のセレナあたりが出してきそうですが、ゴーンショックでどうなるでしょうか?

我が家も2019年11月で太陽光発電の固定買取が終了します。

さてどうするか・・・

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